心燃やして

すきなものだけ食べたい

笑いは現場で起きている

大袈裟に言えば笑いというより事件かもしれない。いやでもやっぱりただの笑い話かもしれない…というか確実に笑い話ですわ…。

オタクやってウン年。酸いも甘いもありました。決して楽しいことだけではなく、苦しくつらいことももちろんあったし…でも、でもね…。

オタク人生で、初めて、チケット忘れた。

わたし、チケット、忘れた。

 
長いことオタクしてるけど本当人生で初めてのことだった…家の中でチケット無くすことはしょっちゅうだけど(それもどうなのって話だけど)結局前日に無事見つかって事なきを得るっていうパターンだったのに。今回はリアルガチマジで忘れた。

今後のためにも、自戒の念を込めて書き記しておこうと思う…。

気付いたのは東京に着く10分前。
友人が「昼公演かな?楽しんでね!」という旨のLINEをもらって夜公演だよという返事を打ったときに
…そういえば…チケット入れた記憶ないぞ…?と思い当たって恐る恐る確認してみたら
どこを見てみても入ってない。チケットがない。当たり前だ、入れた記憶が全くないうえに逆にどこにしまってあるか覚えてるくらいだもの…。
前日すこぶる調子が悪くて準備を朝したのですっかりチケットのことが抜け落ちてた。喫茶youのオムライス食べることしか頭になかったんだと思う。

気付いてすぐ母に連絡してチケット確認して席番教えてもらって、実家暮らしの有難さを実感した…いや本当…家に誰かがいるという状況…ありがたみしかなかった…。
母もわたしのオタク活動に(呆れつつ)長らく付き合ってくれてるけどこんなことは初めてだったから動揺したみたいでなぜが劇場に連絡を取ってくれたんだけど、この珍行動がのちに繋がることをわたしはまだ知らない…。
そんな中打開策を練ってみて、四つ浮かんだ。

その1:追加席があるか確認してみる
その2:譲りを探す
その3:当日券を買う
その4:劇場で事情を話して席番を伝える(自チケだから身分証明もできる)

その1はHP見たら「機材席開放につき完売公演日も追加席販売」って書いてあったのでダメもとで電話してみたらこの日の夜公演は完売してた…のでこれは断念。
もしかしたら譲りがあるかもとTwitter見てみたけど昼はあっても夜はなかなか見当たらず早々に諦めた。
当日券を買うのは最終手段として、やっぱり劇場に事情を話して入れてもらえるのが一番だなって結論に至る。この時点で【ジャニーズ チケット 忘れた】でめっちゃ検索した。心を落ち着かせるために先人たちを見ておこうと思って…それでも安心と不安が入り混じって消えなかったけど…。
自チケだしいけるだろうなんて余裕こいたりいやでもチケないってやばいよな…って気持ちでわけがわからない中喫茶youに行って念願のオムライス食べた。

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この黄金色のオムライス…ビジュアルから最高…目で見てもおいしい…。
ふわっふわとろっろで本当美味しかった。店内も昔懐かしい感じで落ち着く雰囲気で、機会があればまた行きたいけど来年の歌舞伎はどうなるんだろう…。待ってでも食べる価値あるしこりゃみんな並ぶわ~。今度はカレーも食べたいな。
食べながらもチケットの相談したりしてて誠に申し訳なかった。もっと楽しいウィットに富んだ話をしたかったのに…。

サザンシアター初めて行ったけど休日なのもあってニトリがすごい賑わっていて辿り着くのに疲れた…新宿ダンジョンを超えたと思ったらニトリダンジョンもあった…エスカレーターの近くにグラスが置いてあって震えたんですけど?!割ったらどうしようって内心ドキドキしたよ…ただでさえチケットなくてどうなるかドキドキしてたのに…。
行ってすぐに劇場スタッフさんがいて「チケットお持ちの方は連絡通路でお待ちください」ってにこやかに案内してくれたんだけどチケットあるようでなくていや物理的にはないんですけど実際はあるというか…(混乱)
素直に「今日チケットを忘れてしまって…」と話したら「ジャニーズさんのチケットですか?」「ジャニーズさんの事務局の方には連絡しましたか?」諸々聞かれて答えたのちにスタッフさんが話し始めてこれはうまくいくのか…ってもういろんな意味でお腹痛かった…。
そうしたら一人のスタッフさんが「もしかして朝お母様が電話くださった方…?」って聞いてきて母の行動がここで…つながるなんて…そのおかげか事情は通じてて最終的に、開演10分前までわたしが伝えた座席に誰も座っていなかったら5分前に入場という形で観劇できることになって、緊張が一気に取れた…もういろんな人の有難さを感じた…。
劇場のスタッフさんはもちろん入場まで一緒にいてくれた友達も座席確認してくれたりした母にも訛りが最高に可愛かった福ちゃんもお顔がとびっきり可愛かった辰巳くんもズボンのチャック半開きで残念発揮してた可愛いこしおかさんも徹頭徹尾愛おしさしかなかった松崎くんも抜群に面白かったなだぎさんも芝居の間合いも声のトーンも絶妙でおしゃれな雰囲気のある素敵なシソンヌさんも相変わらず美しくてかっこよかった蒼乃さんもヘレンちゃんもお人形さんのように可愛くてこの舞台を演出したニッキにも感謝感激雨嵐…深いいとおしさは嵐だよ本当…。たぶんピンチに強い。

いやーー、でもたまたま運が良くていい時の巡りあわせで観劇できたけどもうこんな失敗はしたくない…しないようにする…事前確認大事…。コンサートだったと思うと血の気が引く。あと誰かと観に行く予定の公演じゃなくて本当に良かった…ぼっち観戦で良かった…自分一人ならまだいいけど誰かを巻き込む形にならなかったのは救い。

週末に絶対チケット忘れられないイベントがあるからこれはそのための試練だったのだと今となってはいい思い出になったけど、思い返したくはない出来事トップテンには確実に入る(笑)

 

 

安寧はどこにある

桜田さんのこのブログ記事を何回も見てる。
オタク(というかファンというか)をやっていたらチケットが取れなくて悲しみに暮れるって経験を多分誰しもがすると思う。悲しみに暮れるってだいぶマイルドに書いたけど実際はわたしの貧相な脳みそでは表現できないほどの感情が渦巻いてる。この世の終わりってくらい落ち込む時もあるし、冗談抜きでなんのために頑張ってたんだよって絶望すらする。
そんな気持ちになったところで、お目当の公演は始まるし終わるし楽しそうな感想は目を背けていても入ってくるし雑誌を見れば写真付きでレポートされてるしテレビで取り上げられる時だってあるし、あぁあの時チケットさえ手に入っていれば…って思う。チケットさえあれば。
たかがチケット、されどチケット。

薄っぺらいあの紙を手に入れるのに、今までどれほどの時間やお金を使い知恵を振り絞りない人脈を頼り慣れない取引をしたことか。
ということをオタクやってたら何回も経験するし、きっとこの先もすることになって。って思うと心がしんどくなる時がたまにある。
公演が決まった!やったー!観に行きたい!のあとに「でもチケット取れるかな…」っていう不安がつきまとう。いつかの不安から解き放たれるんだって考えても、多分そんな時はこない。容量がよほどよくなるか、金持ちになるか、強大な権力を持つことくらいしか打開策は浮かばない。なんてアホなやつなんだ。

そんな中で先日更新された桜田さんのブログ記事を読んで、なんというか、嬉しいも悲しいもごちゃ混ぜになった不思議が気持ちを抱いた。

特にこの部分すごい胸に突き刺さった。優しくて痛い。 

本当は、本当に来たい人だけに一人一人チケットを渡して

遠くの人は飛行機でも貸し切って、用意してあげたい気持ちだよ

全員、最前列にしてあげたい、後ろが好きな方は後ろの席を用意してあげたい

みんなの、120%の全ての人達が、同じくらい平等に幸せであってほしい

こんなこと思ってても言う?!リップサービスだとしても言わない方が得なことってあるのに、あえて言ってくれるって言うことに対して感動してる…。

あぁ桜田さんって本当サムライ…血潮が騒いで宿命感じてるのかな…孤高の剣士…。*1

桜田さん(どりたんとか呼んでたけどもう呼べない。様付けでもいいくらい)ってこういうことを言ってしまうところがとても魅力で素敵で、これで損したこともあるだろうにやめないで言ってしまうところがもう…本当孤高の剣士なの…?桜田…お前はハンサムの柱になれ…。
この話とはまた違うけどこれも大丈夫なの…?!って勝手に心配した記事。

桜田さんのブログとてもすき。読んでる漫画とかアニメの紹介もしてくれるし。

別にチケットが取れないのは演者のせいではないってわかってるんだよ…いや人気だから取れないっていう点では演者のせいなのかもしれないけど…そういうのをどうにかしてなるべく多くの人にチケットを供給するのが課題なのではないかと…。

演者はそういうのチケット事情に気付いてても気付いてなくてもいいやって思ってたというかそんなこと知らなくて当たり前だろうし、それが普通なんだろうけど。

こういう風に言ってくれているのを見るとチケットを手に入れることができなかった人がいるということを知ってくれていて、それを頭の片隅にでも置いておいてくれているのかなと思うと…有り難さしかない…。

オタクのチケットが取れない苦労なんて演者は知らなくてよくて、そんな心配をせずに目の前の演目に取り組んでほしくて、だってただでさえ考えることが山積みな仕事だろうにさ…。

それでもこういう風に考えてくれているんだって知れるとやっぱり嬉しい。現金なオタクだよ…。

だから、現実的ことも考えて

気軽に『絶対に来て下さい』とは言えない

「絶対に来てください!」って言う人たちのことを悪とするわけでもないしどうこう言いたいわけでもないんだけど、こっちだって絶対行きたいんだよ!って叫びたい。行けるもんなら絶対行くよ!でも行けないんだよ!そう文句を言っていても仕方ないんだけど、弱者はそう垂れ流すことでしか感情の行き場がないから許してほしい。
常套句だから仕方ないしそう言うのも当然だからいいんだけど、でもその言葉にどうしようもない気持ちになることもあるんだよね。一般も外れたあとだと特に。FC先行もだめ、一般もだめ、追加もだめってなって幕が上がるともうどうしようもなくなる。
特にジュニア担なんてクリエがいい例で、毎年毎年地獄味わってるからもはやジャニーズ銀座っていう存在消してる。クリエの時期はクリエって単語ミュートしてるし自己防衛ってとても大事。

オタクって本当めんどくさい生き物だよ。オタクって一括りにしてしまったけどここまでめんどくさいやつってわたしくらいだ。
それでもオタクをやめることはできないので、たまにあるこういうありがたい出来事を胸に、明日からまた振り込みのために働くのだ。

 

 

 

*1:俺は…あんたに勝ってやる!いい歌です

あるがままの他人を受け入れる

7/30 ブロードウェイミュージカルKinky Boots日本版を観劇。昼公演。
もう一ヶ月くらい経ってるけど明日から凱旋公演始まるし備忘録というよりメモ程度に書き溜めておこうと思った次第。
結局凱旋は観に行けなさそう…悲しい…。


当日引換券でとんでもない席が回ってきて思わず笑ってしまった。隣の人とこんな席一生座らないですよね…なんて話も弾むくらい。だって本当笑うしかなかった…。
元々映画が好きだったのもあるし、生の春馬(なんか凄い親しげに呼んでるけど許してほしい)を見るのも楽しみで、浮き足立ってたのにそれに拍車を駆けられちょっと客席から体浮いてた気がしなくもない。


そんな席で見た小池徹平くんの恐怖を感じるほどのきらめきと声の綺麗さ…すごかった…あんな三十路いるの…?いやいるだろうけどグレードが違う…本当震えるくらい肌も目も髪も綺麗で…なにより目の輝きがすごかった。星が宿ってた。
映画チャーリーはダメ男っていうかいまいち冴えない男ででもまぁダメンズ好きって人は多いし「わたしがなんとかしてあげなきゃ!」って気になる人もいるしなぁって感じの目で見てたんだけど、小池チャーリーも確かに冴えない男なんだけどすっっっ…ごくカッコよく見える瞬間が多いの!!実際かっこいいから仕方ないとも思うんだけど!そりゃローレンも惚れるよっていうかっこよさというかローレンの恋心越しに見てる感覚になる。ときめくんだよね!位置的な問題もあって手を振ってるシーンではローレンと同じように振り返しそうになったもんね!!!(笑)
徹平くんの出てた観月ありさとのドラマ「おひとりさま」が毎週楽しみにするくらいすきだったんだけど徹平くんもっともっとラブストーリーやってほしい…少女漫画特有の大きな輝く瞳を素で表現できる徹平くん…いや徹平さん…。
歌声はテレビでしか聞いたことないしミュージカルはまた違うだろうから比べらないけど鼻濁音が綺麗で聞いてて心地いい歌声だったな~。嫌味のない声に少しだけ独特な歌い方が混ざってて…とかいうけど素人だから知らんがな!とっても好きな声でした!!!1789観に行きたかったな~。

目当ての一つでもあった春馬はさ~~~もうさ~~本当わたしの知ってる日本語では表現しきれないくらい素敵で…かっこよくて…可愛くて…美しかった…。目の前でお着替えを見てしまったんだけど背中の綺麗なこと綺麗なこと…!見ちゃいけない部分がひとつもなかった、全部芸術品のように整っててため息もの…。
春馬の歌はハンサムで歌ってたくらいの知識しかなかったけどそれを聞いた限りで力強い声してるな~と思ってたので楽しみだったけどすごい良かった~~春馬がまたミュージカルやるなら絶対観に行く…舞台映えする声だな~すきだな~。
ボクシングのシーン(映画だと腕相撲のところ)でドンにわざと負けるローラが好きで好きで…「女性は優しい男性が好き」(これは簡単に言ってるけどもっと言ってる)っていうのをローラがドンに言ってたのがここで効いてるんだな~っておうのがわかるからすごいすき。ローラの優しさにふれたというかね…。
曲線の美(エロさ)をわかってる春馬の身のこなしがもう最高で「あなたたは見るのがすき」って本当だよ!剥き出しの腕は逞しくてでもヒールを履いてる脚はなめらかでアンバランスさに目が離せなかった。「男の姿じゃこんにちはも言えない」って沈んでるところは胸が締め付けられそうだった…Not My Father's Sonでぼろ泣きしてEverybody Say Yeahで思いっきりノって楽しんで忙しい奴…でもEverybody Say Yeahでブーツがひとつになるところいいな~靴は二つで一つなんだよね…。

ソニンちゃんも玉置成実ちゃんも可愛くて可愛くて…歌は当然すごかったし…ソウルフルにも繊細にもちょっとファニーにも歌えてさすがだな~なにより本当可愛かった…髪の毛がふたりともウルウルサラサラツヤツヤで踊って靡く瞬間なんてシャンプーのCMかと…どっちもチャーリーに恋する、とても強い可愛い女性だった。

ローラと一緒に舞台に華を添えるエンジェルスの可愛さ美しさ可憐さセクシーさにも圧倒された~~!!黄色のエンジェルス(風間由次郎氏)目当てでもあったんだけどもちろんキュートで目がハートだったんだけど!ピンクの!!エンジェルスの!!穴沢さんに!!目を奪われた……ヒールでバク転…目の前で見たら…惚れるしかないって…。
でも本当エンジェルス全員すき!!公式Twitterがエンジェルスの画像たくさんあげてくれて感謝しかない。需要をわかっている…!


推しエンジェルス…キュートでポップでセクシーでファンキーだよぉ…。
あとみんなファンサービスがすごくてお店に来た気持ちになった!ウィンクもお手振りも投げキスも超可愛いし特大セールかってくらい客席に向けてしてくれるし…チップあげさせてぇ…。

公式がyoutubeで音源公開してくれてるから終わった後もすごいキンキーブーツの世界に浸れる!ありがたい!!すごくない?!?!一気に情景浮かぶ。シンディローパーってすごい。月並みな褒め言葉しか出ない恥ずかしさを忘れてこれを聞こう!

youtu.be



女性よりも女性らしくでもどこか不完全でそれがまた美しくて、そういうのがいいんだよなって個人的には感じる。本当に女性に見えてしまうのはちょっと違うというか、それを求めてる人もいるんだろうけどそれなら女性でいいわけで、男性が女性を模するからこそ表現できるセクシーさとか感情ってあると思うし、わたしはそういうのが好きだ!!!
あるがままの他人を受け入れるって簡単なようで難しい、と思うけど意外とすんなりできるものでもあるし誰にでもできることのひとつだから、胸に留めて生きていきたい。最高にハッピーで楽しい舞台だけど、それだけじゃないところもとても好きなミュージカルだった。できることならもう一度観たかった!!でも素晴らしい席での観劇ができたことを思い出にまたいつかこんなミュージカルに出会えたらいいな。というおわり。
 

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